702講義室
2018-01-21 12:48:00
私の美術 内在する価値
E=mc²
御存じアインシュタインの「質量とエネルギーの等価性」を表す関係式です
この美しい方程式を
数学という言語による究極の芸術作品だと思うのは
私だけでしょうか?
しかし
この芸術的価値は、表記された文字記号に局在するものではありません
過去から現代にいたる科学的知見の関係性の上で
さらには
背景となる歴史的、政治的、経済的関係性の上で
初めて大いなる意味を持ちえます
同様の意味において
現代の美術もまた、ラスコーの壁画を経た美術史の文脈の上に
人類の歴史、文化が内在化されて、初めて成り立つものといえるでしょう
表現された作品上にのみ、芸術の意味や価値があるのではないということです
2018-01-19 07:38:00
過去と未来の同時性
こんな思考実験
もし、アインシュタインがこの世に生まれていなかったら
もし、彼がブラックホールという概念を考え出さなかったならば
(彼に変わる人もいなければ)
永遠の過去にも永遠の未来にも
この宇宙にブラックホールは存在しえない
認識できないものは、存在しないのと同じことである
彼が、ブラックホールという概念を発表し認知された時点で
過去に遡り、ブラックホールはもともと存在し
未来に渡って、ブラックホールは存在し続けることとなるのだ
つまり
ある瞬間が、そこから見た過去と未来を同時に確定する
言い換えると
「今を起点に、過去と未来は同時に存在する」
そう言えるのではないか?
2018-01-18 18:54:00
自論で恐縮です
天才芸術家、科学者の創造性、一流アスリートのパフォーマンスには
意識の変性状態が関係しているといわれている
変性意識は
瞑想、麻薬、臨死などにより引き起こされるとされるが
芸術家、科学者、スポーツ選手のそれとは直接的には結び付かない
足枷の外れたような意識の変性状態は
通常意識との関係において
どのように位置づけられるものなのだろうか?
通常の覚醒意識は、意識の一様相でしかないことは間違いない
それは
幻覚もまた、現実の一様相であることを示唆しているともいえる
すべては脳内活動でしかないのだ
芸術は、現実とは何か?を結果的に示唆表現することになる
2018-01-17 23:00:00
私の時空モデル(ノーベル物理学賞?)
時間と空間は同じものであるとする時空モデルは
アインシュタインよりも前のミンコフスキーより始まる
x,y,z軸からなる3次元空間に時間軸を足した座標系のどこかに、私は存在する
という4次元時空間モデルである
がしかし
時間の特殊性に、どうにも違和感をおぼえるのは私だけではないであろう
この、グローバル座標上に私がいて、時間は過去から未来に流れるという構図は
神の存在を前提とするユダヤ・キリスト教のモデルであることを認識しておく必要があります
対する、縁起思想(相対的関係性)を前提とする仏教的世界観は言うに及ばず
宇宙は、私の脳内現象、内部表現であると事実を踏まえると
私がグローバル原点でなければならないと考えるのは私だけでしょうか?
私がいるのは、つねにここであり
私がいるのは、つねに今でしかないのです
動いているのは、場所であり時間の方ではないのか?
それでも、一方向にしか流れない時間に関する不完全さはぬぐいきれません
そこで、私がの立てたモデルは次のようになります
仮に時間軸を、t軸とすると
t軸の原点が「今」であり、私である
+方向が「未来」
-方向を「過去」とします
さて、私は常に「今」にしか存在しません
この状態において、どのようにして時間は流れるのか?
実は時間は流れてなどいない
ただ振動しているだけだと考えます
t軸を一本のひもと考えてください
この両端をおさえて振動させると波が起こります
t軸上の各点においては、振動しているだけです
がしかし、波は移動しています
従来の時間感覚は過去から未来へ時間は流れると考えられていました
それはユダヤ、キリスト教の概念であることは先ほど述べました
現在の最先端である分析哲学、物理学、および仏教では、時間は未来から過去へと流れると考えます
私のモデルでは、波は右へも左へも移動しているように見えます
未来へも過去へも時間は流れているように見ることができます
さて、ここで振動幅の問題があります
振動するには、少なくとも直交するもう一軸必要ではないのか?
そのことも踏まえて、仮説を続けます
振動幅のひとつの基準としてプランクスケールが考えられます
10のマイナス44乗秒(1兆×1兆×1兆分の1秒)
時間をこれ以上分割すると時間の概念が成り立たなくなる限界値です
ですから、震動幅がプランクスケールを下回ると波は波として成り立たなくなる
つまり、時間は流れなくなり時間という概念が成り立たなくなる
それは
t軸が、ただの4番目の空間軸と同じになる事を意味するのではないか?
時間の不可解さの原因は
基本的に、人間は5次元以上を認識することができないのだが
何らかの原因により
5次元以上の影響が、4次元であるt軸に、直交方向への振動を許しているように見えてしまうため、t軸は空間軸ではなく別なる時間軸として人間には認識されてしまうのではないか?
以上が、今のところ私が仮説する宇宙モデルです
ここまで読んでくださった方にお礼を申し上げます
2018-01-16 10:35:00
コップの中の私
こんな思考実験があります
目の前に水の入ったガラスのコップがあります
この水の分子に、色をつけます
さて
色のついたコップの水を海に流したとして
世界中の海にまんべんなく拡散した後
再び、このガラスのコップで海水をすくい取ったとします
驚くことに
その中には、かつて色を付けた水の分子が十数個は入っているそうです
このことから、いろんな妄想を膨らませるのは私だけでしょうか?
かつて、レオナルドダビンチだった原子が
今、私の体の一部であっても何ら不思議ではない?
いや、地球上にかつて存在した多大なる人間の原子が
今、私の体の中で再び人間として存在しているかもしれない
いや、地球生命誕生から悠久の時を経て・・・・・
すべての生命の・・・・・
このような妄想に、何の意味もないと結論付けるのもよし
されど
意味をつけてこそ、現実は現実たるのだ
水という意味をつけてこそ、水は水でありうる
今私は、地球生命を代表している (^~^;)ゞ イヤァ~