702講義室
2017-03-31 02:03:00
思考のゴミ
ふと気がつくと、人は
浮かんでは消える取りとめのない思考に心奪われ
無益な妄想の中、ありもしない現実を体験している
がしかし
これらはまだしも、認識に上がれるレベルのものです
実は、認識できないほどの思考のノイズが存在します
頭の中では瞬間的な記憶の断片が常に明滅しており
思考にすらならないノイズのような情報の砂嵐が常に
脳内の大量メモリを消費し、負荷をかけているのです
年齢を重ねるにつれ、思考速度が鈍くなるのは
膨大な記憶に伴う未処理情報の蓄積が影響しています
問題は、特に
感情を伴う無益な思考のノイズをいかに減少させれるか?
記憶を消去することはできないにしても
未処理情報に決着をつけることでしょう
それには
今、必要でないものをすべて捨ててしまうことから始める
極端な行為ではあるとは思うが、まずは
部屋にある荷物を片っ端から捨てる
不要らしき?物理を全部捨ててしまうことから始めるしかない
2017-03-30 10:38:00
脳内ゴミ屋敷
自分の部屋を見渡してください
これがあなたです
人は、環境とフィードバック関係にあります
思考のありようが環境としてあらわれ
環境が意識下に記憶として蓄積され
あなたの思考パターンを形成します
人間は
自分にとって重要な物しか認識できません
あなたにとって重要なものの集合があなたの部屋であり
あなたの頭の中が映し出された、そのままの姿なのです
今一度
あなたの部屋を見渡してください
2017-03-29 08:08:00
おまえ(脳)は誰だ?
「私は、自分の意志で行動している」
特別な反射的反応以外は、そうだと
誰しもが思っているのではないでしょうか?
ところが、実は違うらしいのです
脳科学の学説によると
人間が自ら意思決定をしたと自覚するのは
脳の自覚できない部位が、命令が発した後
なのだそうです
つまり
脳の命令を自分の自由意思だと思わされている
自分は、行動させられたにもかかわらず
自分の意思で行動したのだと思わされている
のだそうです
ところが
自分は、脳の奴隷なのだ
と認識することによって
何が起こるか?
自我は、脳の命令を拒否する
ことが可能になるのです
2017-03-28 09:10:00
三途の川は過去へ流せ
今、ここが不幸なのは
時間と空間があるから
明日があるから、どこまでも今日が不幸でしかなく
夢や希望を持つから、現実は不幸になるのだ
人間は必ず死ぬ
人間が永遠に不幸なのは
死が幸せではないからだ
死が幸せで無い理由は
時間が過去から未来へと広がりながら流れている
と、信じているからに他ならない
時間が収束の未来から拡散の過去へ流れている
と、信じるなら
未来は、不安のカオスから
安心の秩序を取り戻すだろう
2017-03-27 07:12:00
初めに言葉ありき
死にたくないのは、私ではない
遺伝子が死にたくないのだ
地球上に存在するすべての生物は
遺伝子という同じ記号によって記述された情報体である
「ワタシは、遺伝子に操られ
自己の生命を懸命に維持し
さらに、子孫を残そうと欲する」
それがあたかも、自分の意志であるかのように
人間に自由意思などない
遺伝子という文字を書いたのは誰か?
遺伝子の継続に何の意味があるのか?
ひとつ言えることは
人間は、生物のひとつでしかない