702講義室
2018-01-17 23:00:00
私の時空モデル(ノーベル物理学賞?)
時間と空間は同じものであるとする時空モデルは
アインシュタインよりも前のミンコフスキーより始まる
x,y,z軸からなる3次元空間に時間軸を足した座標系のどこかに、私は存在する
という4次元時空間モデルである
がしかし
時間の特殊性に、どうにも違和感をおぼえるのは私だけではないであろう
この、グローバル座標上に私がいて、時間は過去から未来に流れるという構図は
神の存在を前提とするユダヤ・キリスト教のモデルであることを認識しておく必要があります
対する、縁起思想(相対的関係性)を前提とする仏教的世界観は言うに及ばず
宇宙は、私の脳内現象、内部表現であると事実を踏まえると
私がグローバル原点でなければならないと考えるのは私だけでしょうか?
私がいるのは、つねにここであり
私がいるのは、つねに今でしかないのです
動いているのは、場所であり時間の方ではないのか?
それでも、一方向にしか流れない時間に関する不完全さはぬぐいきれません
そこで、私がの立てたモデルは次のようになります
仮に時間軸を、t軸とすると
t軸の原点が「今」であり、私である
+方向が「未来」
-方向を「過去」とします
さて、私は常に「今」にしか存在しません
この状態において、どのようにして時間は流れるのか?
実は時間は流れてなどいない
ただ振動しているだけだと考えます
t軸を一本のひもと考えてください
この両端をおさえて振動させると波が起こります
t軸上の各点においては、振動しているだけです
がしかし、波は移動しています
従来の時間感覚は過去から未来へ時間は流れると考えられていました
それはユダヤ、キリスト教の概念であることは先ほど述べました
現在の最先端である分析哲学、物理学、および仏教では、時間は未来から過去へと流れると考えます
私のモデルでは、波は右へも左へも移動しているように見えます
未来へも過去へも時間は流れているように見ることができます
さて、ここで振動幅の問題があります
振動するには、少なくとも直交するもう一軸必要ではないのか?
そのことも踏まえて、仮説を続けます
振動幅のひとつの基準としてプランクスケールが考えられます
10のマイナス44乗秒(1兆×1兆×1兆分の1秒)
時間をこれ以上分割すると時間の概念が成り立たなくなる限界値です
ですから、震動幅がプランクスケールを下回ると波は波として成り立たなくなる
つまり、時間は流れなくなり時間という概念が成り立たなくなる
それは
t軸が、ただの4番目の空間軸と同じになる事を意味するのではないか?
時間の不可解さの原因は
基本的に、人間は5次元以上を認識することができないのだが
何らかの原因により
5次元以上の影響が、4次元であるt軸に、直交方向への振動を許しているように見えてしまうため、t軸は空間軸ではなく別なる時間軸として人間には認識されてしまうのではないか?
以上が、今のところ私が仮説する宇宙モデルです
ここまで読んでくださった方にお礼を申し上げます