702講義室
2017-02-28 18:32:00
依存症って何?
ひとつの疑問があります
たとえば「依存症」は、病気なのか?
つまり
脳の成るべくしてなった状態ではないか?
ということです
社会的、経済的問題とか合併症は、別の問題です
病気は、 社会の都合が決めるものではありません
病気だと認定してしまうことによって
依存状態へと陥らせた責任の所在を
企業、政府等の責任を、うやむやにし
個人の問題へと転嫁しているのではないのか
携帯、スマートフォン依存
近い将来、かつてなかったほどの悲劇に襲われるのではないかと危惧するのは
私だけでしょうか?
2017-02-27 15:38:00
義務教育って・・・何?
フランス革命によって義務教育制度が生まれた
といえば素晴らしいことのように聞こえますが
事実はこうです
フランス革命により、軍隊の制度が変わったのです
国王国家では、傭兵を雇って戦争をしていましたが
国民国家では、国民が兵隊として戦うことになります
そのために出来たのが義務教育という制度です
義務教育とは
国民に戦争の技術と思想を教える制度だった
さて、日本におきましては
江戸時代には、職業として武士がいました
庶民は、そもそも武士にはなれません
明治時代になって、国民を兵隊にする必要になり
政府は、義務教育を始めることになります
それが敗戦を経て
企業戦士、優秀な会社員養成教育に変わった訳です
優秀な会社員とは・・・・・奴隷のことです
2017-02-26 06:25:00
究極の選択
全人類が
一体化してひとつの自我を共有するか?
ひとりひとりが孤独な個であり続けるか?
これは、人類の進化において
世界はひとつの意識になり生命となる方向にある
という伝統的な発想に由来する問いかけである
がしかし
どちらを選択しても同じではないのか?
人間は、内部表現という各個人固有の閉じた宇宙の住人である
この個人が他者と一体化し、全体がひとつの自我になるとは
他者がいなくなった新たなる単独の個人が生まれたに過ぎない
2017-02-25 08:09:00
あなたの理由、私の理由
宇宙に私しかいないのであれば
私という概念は必要ない
私がいるということは、他者がいるということにほかならない
あなたがいるから私がいるのだ
私を存在せしめるためには他者の存在が必要であり
あなたの存在を求める必然性がそこにある
でもあなたは、私の宇宙に映る幻影でしかなく
私もまた、あなた固有の宇宙に映る幻影でしかない
なぜ、別宇宙である私とあなたがここにいるのか?
それは
さびしいからである
2017-02-24 07:57:00
孤独連合 実在しない存在
目の前で現実に展開していると思われている世界とは
脳の中で処理加工された内部表現でしかない
私の宇宙とあなたの宇宙は全く別の宇宙であり
私にはあなたの宇宙を認識することはできない
認識できないものは存在しないのと同じである
さらに、私の宇宙とは
私を起点に投影された自我そのものであるが
自我とは相対的関係性のよる記憶でしかなく
あえて言えば、他者の集束体でしかないのだ
これが私だという自我など何処にも存在しない
だから、何処まで行っても実体はない
私がいなければ、あなたはいない
あなたがいなければ、私もいない