「サブリミナル」は、sub「下」とlimen「閾(いき)」を合成した造語です。
「閾(いき)」とは、ある知覚刺激が呈示されたときに、それを認識できるかどうかの境界のことです。
例えば、有名な「コカ・コーラ実験」の映像刺激を例にとって説明すると
ある被験者が、2/100秒以上の長さでコカ・コーラの映像が表示されたらコカ・コーラを認識できるとします。
それ以下だと認識できないとすると
・2/100秒が「閾値(いきち)」となり
・2/100秒未満が「サブリミナル(閾下)」
・2/100秒以上が「スプラリミナル(閾上)」となります。
サブリミナル効果とは
「顕在意識」では認識できなかった映像や音声などによって、「無意識」レベルで生体に何らかの影響を及ぼすことをいいます。