2018-01-14 16:30:00
人間とは、情報でしかない
私とは誰か?
名前、生年月日、親は誰で、何処の生まれで、、、
どこの学校を卒業して、どこの会社で働いていて、、、
と、何処までいっても、私以外との関係でしか定義できない
いや!ここに確かに私はいるではないか?
「観測による波動関数の収縮」などという
量子論のコペンハーゲン解釈など持ち出さなくとも
私の体を構成している原子は、つねに入れ替わっている
1ヵ月もすれば大半の細胞は入れ替わってしまうのだ
あるのは、DNAという情報だけである
それでも、今考えている私はいる
自我とは、過去の記憶からなる評価関数でしかない
私とは、脳内の記録と活動情報でしかなく
脳の死とともに消滅する
これが私だという、確たる実体などない