2017-03-11 08:48:00
脳の進化の過程において
ベースになったのは苦痛だそうだ
生命維持機能の生成において
入力された外界の情報に対し
分析判断をおこない
運動という形で身体に命令を下す
逃げるのか?寄っていくのか?
その情報処理の判断基準は、苦痛・不快である
つまり、生命の維持にとって
必要なのは快楽ではなく、危険を察知する苦痛
でなければならなかった
高等生物の脳にある報酬系(快楽を感じる神経回路)は
系統発生的には不快回路とは別物である
本来、人間が感じる刺激は苦痛しかない
一切皆苦 すべては苦しみである
快楽とは、苦痛のデータ変換にすぎない