2017-01-30 10:01:00
あの日、菩提樹の木の下で
仏陀は何を捨てたのだろうか?
神への信仰
悟りを求める修行とは煩悩そのものである
苦行は快楽と同一階層の対極に位置する
神とはバラモン教のブラフマンのことを意味する
バラモン教とは当時の社会思想そのものであり
バラモン階級の支配論理以外の何ものでもない
宇宙は相対的関係性、縁起に起因し
絶対的基準、神など存在しないとした
魂、アートマンも実在しない
だから、輪廻転生もなく
過去の宿業などないのだ
仏陀の教えとは
神を否定したこの世の哲学に他ならない