2017-01-29 06:03:00
あの日、菩提樹の木の下で
仏陀は何を捨てたのだろうか?
時間は4番目の次元として時空間に確かに実在し
未来や過去は現在に対比する概念として存在する
がしかし、そこから
明日という幻を人間は作り出すこととなった
明日という概念を想定してしまったがゆえに
人間は、不安という幻に生きることとなった
仏陀は、明日という概念を否定したのではないだろうか?
托鉢は明日の命の否認であり
歩行禅としての布教行脚は
今を確かに生きる瞑想行である
仏陀は、自らの生き様において
生命と時空の関係様を布教した
時間も空間も今ここにある
時間も空間も今ここにしかない
一念三千
明日に生きてはならない
今この時を確かに生きよ