2016-12-29 08:31:00
宇宙が生まれて137億年の時が経ちました
日本が誇る大型赤外線望遠鏡「すばる」によって
人類は、2006年9月天体観測史上最遠となる
128億8000万光年離れた銀河を発見しました
がしかし
望遠鏡で観測できるのは、原理的に百数十億光年までです
それ以上先の領域は、光速もしくは光以上の速さで
宇宙が膨張しているため、観測不能となるのです
論理的に観測可能範囲を「宇宙の地平」といい
約百数十億光年くらいのところです
論理的に知りえないものは、存在しているとはいえません
我々は、すでに限界近くまで見てしまったということでしょうか?
最先端物理学においては
宇宙は人間が観測することによって存在する
(観測していないときには、素粒子は存在しない コペンハーゲン解釈)
というようなことが、今や一般的に言われます
ならば
宇宙が自らを見る目として人間を作ったとすれば
人間の進化の目的は達せられたということでしょうか?