2016-12-14 08:26:00
神学系哲学は、本来神の全能性を定義するもので
協会の作り上げた論理のみで構成され
人間がその枠組みにあてはまることを強要する
人間本来のあり様とは関係なく
「人間はこういう存在であり、それに従え」
と、人間そのものを、神の側から定義づけるものである
宗教は、歴史的に権力支配の道具としての側面を持ち
神=支配者 の構図にすり替えられる
日本で親しみのある「論語」もまたしかり
いつのまにか、道徳という前提価値として根付くことになり
誰も、その論理のからくりに疑問すら持たない
つまり
これが正しいと信じられている共通認識は
結局、誰かの創作物であるにもかかわらず
そのままこの世の現実となるのである