参照資料 原作:浮世絵春画
葛飾北斎 ついの雛形「若後家と色若衆」
上掲の作品『瞬間催眠』は、2017年新生新協美術展の
大いなる飛躍、発展を祈念して制作したものです。
私の作品は、サブリミナル効果をコンセプトの軸として構成するものですが、
さらに今回の作品は、錯視効果を意匠として採用しております。
「絵を見てください。視覚野における知覚誤作動により動いて見えますよね。」
この瞬間、観察者の臨場感は、物理現実世界からはなれ「変性意識状態」へと
変容します。
脳のフィルターをすり抜けるサブリミナルメッセージは、
顕在意識で拒否することができず、変性状態における観察者の内部表現を
ダイレクトに書き換えてしまうというものです。
(この作品は、見ても安全です)
歌川國貞 源氏絵「艶紫娯拾余帖」